振袖(想い出キモノ館)

谷藤千香さんの想い出

成人式を迎えるにあたって、母のたっての希望で、振袖を着る事になりました。しかも、折角だから購入しようと。「そんな、もったいない…」というのが私の言い分でしたが、決して豊かな生活を送ってなかった母の「(自分ができなかったことを)娘にはどうしても…」という希望を強く感じ、親孝行のために振袖を着ることにしました(母がこれを読んだら怒るかもしれない…)。七五三以来、着物とは全く縁のなかった私が着物と言ってまず浮かんだのは、髪の毛のアップ。折角だからと、大学入学直前に切ったショートカットを伸ばす事にしました。晴れて成人式当日、見事なロングヘアにはなったものの、全く洒落っ気のない大学生活を送ってた私は、髪飾りも化粧用具もなんの用意もなく、武蔵屋さんで急遽取り繕ってもらい、式に出席しました。…ということで、正面からの綺麗な(?)写真が全くなく、後姿の写真で失礼いたします。

きれいなドレスとも縁がなかったこともあって、成人式以降、友人の結婚披露宴には大抵は振袖を着て出席しました。帯のきゅっと引き締まる感じがとても好きで、着ている事が一向に苦にならず、披露宴>2次会で花見>3次会で焼き鳥屋>4次会でカラオケ…と遊び回った挙句、終電で帰ったという記録(?)も持っています(この時の着付けは、もちろん武蔵屋さん!)。最近は、気軽に着物を着こなす母を見て、少しラフに着物を着る機会を作りたいなあと、着付教室受講を考えているところです。

館長からのメッセージ

簡単なようで難しい、親孝行です。

「振袖」のお名前インデックスに戻る

ページの先頭へ戻る