羽織・コート(想い出キモノ館)

大野育子さんの想い出

こちらの羽織は、母が私の小学校の入学式に着たものです。ラベンダーの色無地に黒地の羽織・・・流行の髪型の母と一緒にいる自分が注目を浴びているようでワクワクしたのをよく覚えています。昭和40年代当時も、着物姿の母親は多くはありませんでした。家族の人生の節目節目にきちんと着物を着てくれた母。その姿は私が大人になった今でも鮮やかに思い出されます。あとは私の結納と結婚式、お宮参り・・・まだまだ着物を着てもらわなくては!

一家の黒子としての家事育児は誰も誉めてくれない母親業、人並みであることが如何に大変なことか。家族の人生の節目に着物を着ることで、母も自らの気持ちを切り替えて人生のコマを進めてきたのだと思います。

曾祖母、祖母・母、そしてその娘である私、数世代に渡っての大の「着物好き」です。血筋なんでしょうね。日本人に生まれて本当によかったと思っています。
I love kimono!!

館長からのメッセージ

おばあさまの、そして、お母様の遺伝子をしっかり引き継がれた大野さん。家の物語も語り継いでいってくださいね。

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