訪問着・付け下げ・色無地(想い出キモノ館)

鈴木陽子さんの想い出

娘時代、三山のお祭りのために、今は亡き父が作ってくれた着物です。当時、娘のいる家では競って着飾ったものです。決して楽な家庭ではなかったと思いますが、父が福島県伊達川俣から白生地を取り寄せてくれ、世田谷の紺屋さんにも自分で行き、色柄を選んでくれたそうです。私の着物姿をとても喜んでくれた、その笑顔が40年たった今でも忘れられない想い出です。大島紬の羽織は、そんな父、愛用の品です。

館長からのメッセージ

鈴木さんのお父様は、洋服屋の職人。きっと、キモノも大好きな粋な方だったのでしょうね。年代を感じる大島紬の羽織も、それを物語っています。三山のお祭りは、今でも6年に一度行われる大きなお祭りです。当時は、今にも増して賑やかだったのでしょうね。若かりし日のお写真からも祭の日の華やぎを感じます。

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