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「麒麟がくる」ならぬ麒麟がいる神社、大杉神社

お正月、五月、そして九月の年に三回の参拝「正五九参り」を続けています。参拝先は、茨城県稲敷市の古社、大杉神社です。

江戸時代の同社の隆盛を取り戻そうと精力的に経営にあたっていらっしゃる市川宮司さまの魅力もあり、参拝を続けています。発展していく神社の姿を4ヶ月おきに発見するのも楽しみのひとつ。最も度肝を抜かれたのが、この門の建設です。四方八方を伝説の霊獣、麒麟(きりん)が取り囲む門の名は、「麒麟門(きりんもん)」。麒麟は、皇帝が善政をおこなうと現れると言われ、麒麟が取り囲む軒の下には、安定した世の中を表すように子供達が無邪気に遊びまわる彫刻が施されています。

2020年のNHK大河ドラマは、明智光秀の生涯を描く「麒麟がくる」。地震や台風などの巨大災害や今般の新型ウィルスなど、不安なニュースがあふれている現在だからこそ、光秀が目指した理想の社会が大河ドラマで描かれるのでしょうね。それは、大杉神社が願う社会でもあるのかもしれません。

茨城県稲敷市阿波958番地

TEL.029-894-2613

http://www.oosugi-jinja.or.jp