【千葉 勝田台店】歌集「みだれ髪」発表１２０年 「歌と織の出逢い展」 ４／２～５ ［同時開催］きものお直し相談会
与謝野晶子が処女歌集「みだれ髪」を発表したのが1901年。女性には、参政権もなかった時代。晶子は、歌人としてだけでなく、女性解放の運動家としても多くの足跡を残しました。
かたや染織研究家として新らしい時代を切り拓いてきた龍村平蔵。同じ時代を生きたこのふたりに親交があったとは知りませんでした。西陣産地に「意匠（デザイン）」という考え方を根付かせた平蔵の図案に晶子が歌を寄せていました。図案集「吉光集」に収められた35のデザインです。
その図案集を龍村の仕事をしていた小さな機屋が、大切に守り伝えていました。明治維新後、京都から東京にお移りになった明治天皇から賜った屋号「蔦屋」の名を代々受け継ぐ「小倉織物」です。
小倉織物の現在の当主・4代目蔦屋久兵衛が、「吉光集」の復刻に取り組んでいます。染織研究家・龍村平蔵、歌人・与謝野晶子、そして、機屋・蔦屋久兵衛の時空を超えた出逢いによって生まれた復刻作品「吉光集シリーズ」、「みだれ髪」の発表から120年となる今年、満を持してご覧いただきます。
歌集「みだれ髪」120年 「歌と織の出逢い展」
４／２（金）〜５（月）の四日間
与謝野晶子の実家は、大阪・堺で和菓子商「堺 駿河屋」を営んでいました。晶子は店番をしながら当時流行の文学作品に触れ、素養を磨いたと言います。「歌と織の出逢い展」にご予約の上、ご来場の方には、「総本家駿河屋」の夏の看板商品「プリン」を進呈いたします。晶子ゆかりの味をお楽しみください。
［同時開催］きものお直し相談会
きもの悉皆職人・徳舛氏、期間中来場。お手元のお悩みのお着物、どうぞこの樹会にご相談ください。最終日は、4:30受付まで。待ち時間もございます。時間にゆとりを持ってご来場ください。待ち時間には、ぞうぞ「歌と織の出逢い展」をご鑑賞ください。
［同時開催］イージーオーダー＆ウォッシャブルきもの展
ご家庭で洗える化繊のきもの、海外縫製を利用しお求めになりやすい価格でご提案いたします。納期に一ヶ月半ほどかかります。お早めにご注文ください。
［同時開催］ウィッグご相談会
大手ウィッグメーカーＡ社に25年勤務したスタイリストが来場。現在お持ちのウィッグのご相談、スタイリングチェンジ、下取りなどを承ります。Ａ社での経験を活かし、着用される方の身になった新製品のご提案もいたします。この機会をぜひ、ご利用ください。90分に1名様までの時間割制。事前にご予約も承ります。