シリーズ 織々の記 －おりおりのき－

京の織　越後の織

【京  の  織】SCOPE COCO 名月蘆－MEIGETSURO－

【越後の織】林 宗平工房

［名月蘆・SCOPE COCO］

京都西陣の老舗機屋「加納幸」の血筋を汲む加納喜一郎が1984年に創業した「SCOPE COCO」。ニューヨーク・メトロポリタン美術館の「日本館」のオープニングに多くの作品を展示し、話題に。1999年には、喜一郎の息子・圭悟が社業に戻り、2010年の上海万博での着物ショーに日本代表として出展。過去最高の観客動員数を記録しました。圭悟は、2011年にXJAPANリーダーのYOSHIKI氏と出会い、クリエイティブディレクターとして「YOSHIKIMONO」を発表。独特な感性で着物業界に新風を吹き込みました。圭悟氏、2019年よりSCOPE COCO主宰に就任。「名月蘆」は、SCOPE COCOのブランドです。コンセプトは、茶道の精神にある「守破離」。きものをひとつのファッションとして位置づけるアプローチを再考しています。

［林 宗平工房］

雪深い新潟県南魚沼市六日町にある織物工房。工房では、「越後上布」「塩沢紬」「本塩沢（塩沢御召）」など、幅広い新潟産地を代表する織物を生産しています。新潟と言えば、国指定の重要無形文化財でユネスコの無形文化遺産にも登録されている「越後上布・小千谷縮布」（苧麻）が有名です。林宗平工房では、これら文化財の技術を継承しつつ、手績み（てうみ）の苧麻糸に一定割合の紡績糸（ラミー糸）を加えた「古代越後上布」を発表。日本工芸会の公募展「東日本伝統工芸展」などでも入選を果たし、その価値を認められています。また、「本塩沢」には独特のシボを作るため、経糸（たていと）に「強撚糸」が用いられています。強撚糸は通常、１ｍに1800回の撚りをかけますが、林宗平工房では2600回と更に強い撚りをかけた糸を使用、「鬼シボ」よ呼ばれる工房独自の「本塩沢」を発表しています。茶道師範に指導を仰ぎ、茶席に使用できる単衣好適の無地もご覧いただきます。

【開催日程】

とき／２０２３年７月７日（金）～１０日（月）

１０：００－１８：００（最終日１７：００まで）

［同時開催］「夏のキモノお直し相談会」

丸洗い＋プレス＋新品タトウ紙納め／１着４１８０円

お一人様２着まで　７／７（金）は、和裁士も来場します。

【ご来場のお土産】「京の織 越後の織」ご観覧の方へ…

［京の彦星］緑寿庵清水 金平糖「林檎」（Ａ-１）「巨峰」（Ａ-２）［限定各３０］

「林檎」か「巨峰」のどちらかをお選びください。[各40g]

［越後の彦星］麒麟山酒造「麒麟山 伝統辛口」（Ｂ）［限定３０］

新潟県内のご家庭でもっとも愛されている銘柄です。[300ml]

Ａ-１、Ａ-２、Ｂの３点からお好きな１点を選び、ご来場日時と共にご予約ください。

［電話番号］県内0120-91-6348　県外043-634-6348

 

【おもてなし】

京都・西賀茂にある洋菓子店「パティスリーカラン」

人気の「西加茂チーズ」。口いっぱいにひろがるチーズの風味。「ふわっ」としたやさしい食感が「しゅわっ」と溶けていきます。KARANの人気商品です。［一日３０名様限定］　心配な方は、こちらもご予約を！

ご予約・ご来店、心からかお待ちしております！